熊本の地酒「香露」
このところレアものの(そしてバカ高い)焼酎が何かと話題になっていますが、今日は僕の大好きな、まぁレアといってよい(けど値段は全然リーズナブルな)日本酒を紹介します。
熊本県の「香露(こうろ)大吟醸」です。「熊本県酒造研究所」という何やらアカデミックな名前の会社が醸造しています。
阿蘇の清冽な「伏流水」、その水で育まれた良質の「熊本米」、そして、この研究所で開発され、その後全国の蔵元でも使用されている「熊本酵母」。これらが三位一体となって完璧なバランスの上に出来上がったのが、この香露なのです。
香露との出会いは、僕がかつて熊本に赴任していた頃、当時の上司がご馳走してくれたのですが、その美味しさといったら、その名前の通り香り高くてフルーティーで、水が体内に自然と染み込むがごとく、口から胃の腑へスーッと吸い込まれていったのです。
まるでこの酒が元々僕の身体の一部で、それが体外に出ていたところを、元の居場所に帰っていくかのような感覚でした。口にした途端、「あぁ。。。」、と絶句したことを今でも鮮明に覚えています。
。。。
その後、その上司とは長くお付合いさせて頂き、その生き様から、自然体で生きることの大切さ、素晴らしさ教えて頂いていたのですが、非常に残念、無念なことに、去年の暮れに急逝されました。
その上司を偲びつつ、今夜はこのお酒をしみじみ頂きたいと思います。。。
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