行ってきました。
21日(土)、さいたまスーパーアリーナ。
ジェフ・ベック&エリック・クラプトンのコンサート。
第1部はジェフ・ベックのグループ。構成は、ギター、キーボード、ベース(若い女性でした)、ドラムスの4人。
郷ひろみのような真っ白な上下に身を包んだジェフ。
御年64歳です!
しかし、出てくる音はまさしくジェフ・ベック。
太く、温かく、そしてかっこいいフレーズがこれでもかと繰り出されます。
ボリューム・コントロールやトレモロ・アームの微妙な操作、トリッキーなライト・ハンド奏法、右手にボトルネックを付けて弦をこすって弾く奏法(初めて見たぜ)、などなど、ギターによる表現力を究めた結果、いろんな「技」が飛び出すんだけど、それらがいちいちため息が出るくらい格好いいのだ。
バックも非常にしっかりとまとまっていて、とくにベースの女性(大学生くらい?)のタイトなリズムは良かったなぁ。
第1部が1時間で終了し、30分程度の休憩。
喫煙所とトイレの行列がすんごかった。
何と言ってもあのアリーナが満席だからね。
2万人もの人間が一斉にみんな色々なものを「もよおす」わけだよ。
そして第2部はエリック・クラプトン。
こちらは63歳!
白いポロシャツにジーンズ、というラフな出で立ち。
まずは期待通り、アコースティック・ギターを抱えて3曲やってくれました。
弱音の魅力と言いましょうか、小さな音が非常に研ぎ澄まされてきれいです。
途中、左利きのギター君(FenderのストラトとGibsonのテレキャスを使い分けていた)、キーボード、女性コーラス2人、ベース、ドラムスが加わって、3曲目に「Layla」(邦題:いとしのレイラ)をやっちゃいました。
betta taroさんは「Laylaはアンコールではないか」と予想しており、僕もそれを期待していたのですが、残念。
そして次は薄い水色のストラトに持ち替えて、代表曲をガンガン歌ってくれました。
ちょっと残念だったのは、左利きのギター君の音が大きくかつ音色がキンキンと耳障りだったこと。あれなら彼がいない方がずっと良かったなぁ。コンサートが終わって人混みにまぎれて歩いている時、「(クラプトンは)なんであんなギターを連れて来たんだよ!」とやはり僕と同じ感想を連れの友人に漏らしている人がいました。
それと、ピアノの音もややカンに障る感じで、クラプトンの方はバンドとしてはイマイチでした。
第2部も1時間で終了し、次がいよいよジェフとエリックの共演です。
クラプトンのバンドに、上着を黒のノースリーブに着替えたジェフ・ベックが参加する形でライブは続きます。
(写真出典:サンスポ・ウェブサイト)
本音を言えば、ジェフ・ベックのバンドにエリック・クラプトンが参加してくれた方が良かったんですけどね。
ジェフとエリックで交互にソロを交わします。
これはもう圧巻。
さすがに左利き君は目立たないように小さな音しか出していませんでした。
歌は歌ってましたけどね。
第3部が30分くらいかな。
1粒で3度おいしいライブでした。
全体として、とくに印象に残ったのは、ジェフ・ベックのストイックながらエキサイティングなギター・プレイと、エリック・クラプトンの繊細で美しいアコースティック・ギターの音、そしてエリックの歌声で、それらは僕の首から下の背骨の辺りにじーんと染み通った感じでした。
家の最寄り駅まで帰って来て、回転寿司屋に入って八海山を1杯だけ飲んで(ほんとは禁酒中なのですが…この夜は特別)、さらにライブの余韻を味わいました。
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